【門前中町・ヘッドスパ】こどもの睡眠について①

query_builder 2022/01/28
睡眠
こどもの睡眠


こんにちは!
門前仲町・越中島エリアでドライヘッドスパと整体を組み合わせて睡眠改善をしている【ゆくる】の大城と申します!

今回は『こどもの睡眠』というテーマで書いていきますので、よろしくお願いします!

まず、こどもと大人では睡眠の役割が少し違います。
大人の睡眠は、1日使って疲れた体や心の回復、日中の情報を整理して脳に保存するというのが大体の役割です。

こどもの場合は、人間が動く上での基礎をつくる時期になります。
生まれて間もない時には、体が思うように動かないので手足を動かし寝る、動かし寝るを繰り返し、全身に神経回路が繋がるようにたくさん寝ます。
全身に神経回路が繋がると寝返りをしたり、ハイハイをしたりして約1年ほどで自力で立ち始めます。
そこから歩き出し、走り出し、言葉を覚え、身長や体重が増えて大きくなり、楽しいや悲しいなどの感情が出てきて、自分というものを作っていく基礎となる時期がこの時期です。
この時期の行動、言動、理性などが正しく働くようになるには睡眠がとても重要になります。

そんな『こどもの睡眠』なんですが、まずは”土台”をしっかり作りましょうと言われています!
その”土台”とは、①環境②幸福度③ルーティンえを整えることです。
今回は①環境について説明していきます。

こどもの睡眠環境について

こどもの睡眠環境に大事な項目が下記になります。
a,光について
b,音について
c,部屋の温度と湿度について
d,服装について
e,安全性について

1つずつ説明していきます。

光について

大人にも太陽の光を浴びてセロトニンをたくさん作りましょう!と説明することと一緒で、こどもにも朝に太陽の光を浴びさせたほうが良いといわれています。
それは、セロトニンが分泌されるのもそうですが、こどものころは、まだ体内時計が未完成であり、朝にしっかり太陽を浴びさせることで、毎朝しっかり起きることができ、毎日体内時計をリセットして規則正しく生活ができるようになります。
新生児でも生後3か月以降ごろから徐々に体内時計を作っていくようになるので、その時期から1日15分ぐらいでいいので朝に太陽を浴びさせると体内時計が作られやすくなります。
逆に、この時期に体内時計が確立できなくなると小・中学生の時期に朝起きられなくなったり、眠る時間がずれたりなど苦労するようになります。

また、光でもダメな光があります。
それは、寝る前のブルーライトです。特に最近ではスマホやタブレットで動画を見ているこどもが増えています。寝る前にブルーライトを見てしまうと、脳が覚醒してしまい、寝れない原因にもなるし、体内時計も崩してしまいます。スマホやタブレット、テレビやパソコンは1~2時間前には見ないように心掛けましょう。
蛍光灯などもブルーライトが入っていたりするので、寝る前には暖色系の落ち着くような光に変えてあげるとことをおすすめします。


音について

赤ちゃんがよく眠るためには静かすぎるのも問題です。
赤ちゃんは無音だと不安を感じるそうです。お腹の中にいる時には無音ではなく、ノイズのような音がなっているので、それに近い音を聞くとリラックスできてぐっすり眠れるようになります。
『ぐっすりノイズ』という音(アプリなど)があるそうなので、もし興味がある方は検索してみてください。

部屋の温度と湿度について

部屋の温度は基本的に気温が20~22度、湿度が40~60%が適切だと言われています。20~22度は大人だと少し肌寒く感じるかもしれません。一応、25度でも汗をかいていたり、暑すぎなければとくに問題はないです。
しかし、暑すぎた場合に※乳幼児突然死症候群(SIDS)と呼ばれる病気もあるので気をつけましょう。

気をつけるポイントは以下の通りです。
●大人が肌寒い20~22度に設定
●こどもが背中や頭に汗をかいていたら暑すぎるので注意
●こどもの手足が指先まで冷えていたら寒すぎる
●怖い夢を見たり、夜に叫んだりする場合は暑すぎる可能性がある
●冷房や扇風機の風が直接当たらないように工夫する

乳幼児突然死症候群とは、何の予兆もなく1歳未満の健康に見えた乳児に
突然死をもたらす疾患。生後2~6ヶ月に高い。
対策:仰向けで寝かせる。寝床に掛け布団、まくら、ぬいぐるみなど置かない。体温が高すぎないよう注意。親と同部屋で別の寝床で寝る。親はたばこを避ける。

服装について

日本とアメリカでは寝る時の赤ちゃんの布団に違いがあります。
アメリカではベビーベッドの中には何も入れないが、日本では赤ちゃんに掛け布団をかけます。しかし、赤ちゃんが誤って、掛け布団を口に入れて窒息する恐れがあるのであまりよくないとされています。できればおくるみなどを使ってあげ、掛け布団やまくらは2歳ごろから使ってあげると良いそうです。また、掛け布団をかけて暑くなりすぎる場合もあるので注意が必要です。

新生児の時には100%綿素材で時期によって半袖または長袖+長ズボン+おくるみにするといいでしょう。
寝返りを始めたぐらいから長袖+長ズボンのみや、冬場に下着を穿かせて長袖+長ズボンなどにしていくと良いそうです。
もし、アトピーなどの症状が出ているのであればオーガニックコットンの素材も検討すると良いでしょう。
マットレスなども熱がこもらず通気性の良いマットレスにしてあげると睡眠環境は快適になると思います。

安全性について

安全性を最優先に考えましょう。アメリカの小児科学会では1歳までは親子が同じ部屋で寝床を別にするということが推奨されています。
同じ部屋で寝かせる
メリット:何か緊急時に素早く対応できる。
デメリット:一人で寝れるまでの時間が長くなる。夫婦でのプライベートスペースが減ること。
別の部屋で寝かせる
メリット:親の気配で子供を起こすことがないこと、夫婦のプライベートが保てる
デメリット:授乳や泣いたときに別の部屋に移動しなければいけない。寝つかせるまでに時間がかかったり、赤ちゃんが不安を感じたりする。親が心配になって何度も様子を見てしまう。
添い寝について
メリット:授乳が簡単にでき、子供の状態に親が素早く対応できる。親子ともども安心する。子供と一緒にいる時間が増える。
デメリット:体がよく動くや蹴ってくるお子さんの場合は親が眠れなくなる。子供が頻繁に起きる確率が高くなる。ママやパパ以外の人に預けた際になかなか寝てくれなくなる。安全に気を配らないと窒息などの事故の危険性がある。
その他の寝床での注意点
・大人のベッドでの添い寝は落下の可能性があるので避ける。
・ベビーベッドにクッションタイプのベッドガードやバンパーは窒息の危険性があるのでやめる。
・添い寝をする際には大人の枕を赤ちゃんの近くに置かないようにする、大人の掛け布団や毛布が赤ちゃんにかからないようにする。
・親がお酒を飲んだ時は添い寝は避け、飲んでいないママ(パパ)に任せてください。
・ベビーベッドを選ぶ際はPSマークSGマークの2点がついているものを選ぶ。
・地震などの災害も想定して安全な位置に赤ちゃんの寝床を確保しましょう。
・寝返りをし始めたらコンセントに近づけないように注意しましょう。
・窓際にベビーベッドを置くとカーテンのひもが首にかかる危険性があるので避けましょう。
★安全のためにベビーモニターがおすすめです。
同室別室に関わらず、こどもを寝かしつけた後に家事をしたり、自分の時間を過ごすために少し離れるときに、こどもが安全な状態で寝ているかチェックできます。また、声がしてもすぐに駆けつけないでもいい場合もあるので、その見極めをすることができるようになります。
ただし、あまりにもこどもが気になってずっとモニターを見続けてしまうタイプの方にはおすすめできません。ご自身の性格やライフスタイルに合わせて必要か検討してみてください。

まとめ

以上がこどもの睡眠の土台の環境を整えるという部分になります。
この時期の睡眠によって体内時計が作られたり、体全身に神経回路をつなぎ立ったり、歩いたり、喋ったりなどできるようになります。
逆にこの時期の睡眠が乱れると少し大きくなった、小・中学生の時に起きれなくて学校に行けなくなったりなど苦労するようになります。それで辛いのは本人だけでなく、親にも精神的に影響が及ぶ可能性がありますのでこの時期から気をつけて睡眠の環境を整えるようにしてください。
小さい時からしっかり眠れている子は理性なども構築されていくので、いろんな思考や判断力が優れていくと思います。

では、今回もお読みいただきありがとうございました。
次回以降に続きの②幸福度③ルーティンについても説明していきます。
よろしくお願いいたします。


ゆくる
大城





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ゆくる

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