【門前仲町・ヘッドスパ】睡眠不足と心臓血管疾患の関係

query_builder 2022/08/26
睡眠ストレス
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こんにちは!
江東区門前仲町の方で整体とドライヘッドスパを組み合わせて睡眠改善整体をしている【ゆくる】と申します。
前回、睡眠不足が続くことで心臓病、肥満、認知症、糖尿病、がんといった病気のリスクが上がるというお話をしました。
今回は『睡眠不足と心臓・血管疾患』についてお伝えしますので、お読みいただけると幸いです。よろしくお願いします。

※本文の下の方に本(睡眠は最強の解決策である)からの抜粋の調査結果を載せていますので、参考にお読みください。


睡眠不足はなぜ心臓や血管に負担をかけるのか
睡眠不足が心臓や血管に負担をかけるのには「血圧」が大きく関わります。 今や高血圧というのはすっかり現代病になり、多くの人がその深刻さを忘れてしまっています。
この「血圧」をコントロールしているのが自律神経の中の「交感神経系」になります。この交感神経系の役割は、身体を興奮させることです。
例えば、目の前にライオンが現れたとします。そのような自分の身に危険が及んだ時に本能的に「戦うか」それとも「逃げるか」というストレスの反応を引き起こし、全身の機能を一気に興奮させます。呼吸、免疫、ストレスホルモンの分泌、血圧、心拍数などは交感神経系が動き出すとすぐに興奮のスイッチが入ります。
交感神経系の急性のストレス反応自体は、そう長くは続かず数十分~数時間で本来は消えるはずです。もし本当の身の危険となれば、1番大切なことは生き残るなので、この反応は身を守るためにとても役に立ちます。
しかし、いつまでもこのスイッチオンの状態でいると命に関わる危険があります。

問題は常に動く交感神経系
働き方や日常生活の過ごし方が変わった現代では、夜眠る直前までパソコンで仕事をしていたり、スマホで動画を見ながら寝落ちしていたりする人が増えています。
その状態では交感神経系が過活動を起こし、常に身体は「戦うか」それとも「逃げるか」モードを取っています。睡眠障害や過重労働による睡眠不足、または単なる睡眠不足などの状態が何年も続けば交感神経系の活動もその間ずっと続くことになります。
車で例えると、アクセルをずっと踏み続け、エンジンの回転数を極限まで上げ、その状態をずっと続けているようなもので、そのまま続けると車体は耐えきれなくなりすぐに壊れてしまうでしょう。
睡眠不足で交感神経が働き続けることで、常に心臓がドキドキしている状態になり、心拍数が増えると血管に送り出される血液の量も増えます。そしてその結果、血圧も上昇します。さらにこの状況に追い討ちをかけることは、睡眠不足によって全身の不調を癒し、体を修復してくれる成長ホルモンの分泌が減ってしまうことです。成長ホルモンは睡眠(黄金の90分)中に分泌され、 傷ついた血管の内壁や、 身体全体を補修してくれます。 交感神経の過活動が起こることで、成長ホルモンの分泌が起こらなくなり、血管の内壁がだんだんと剥がれて血管そのものが弱くなり、そこに睡眠不足での高血圧が血管を攻撃してしまうのです。

まとめ
「不健康な睡眠には不健康な心臓が宿る」とはよく言ったもので、睡眠が不足するだけでこういう身体になってしまいます。
しかも、これらの結果が出た実験は若くて健康な人を対象に行われており、睡眠不足状態になるまでは彼らは心臓も血管も極めて健康な状態だったそうです。
ちなみに、深いノンレム睡眠(黄金の90分)をしっかりとることで、脳から交感神経系に落ち着きなさいという指示が送られ、血圧や心拍数を下げたり、体や血管の損傷などを修復していきます。
なので深いノンレム睡眠が取れるように睡眠を整えていきましょう。

今回もお読みいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いいたします。

ゆくる 大城


以下、調査の結果 ※「睡眠は最強の解決策である」より抜粋

★2011年に10万人以上の男女を対象に行われた調査

対象者は8カ国から選ばれ、年齢人種民族も様々。その結果は睡眠時間が短くなるほど調査開始後7年~25年の間に冠状動脈性の心疾患を発症し、さらにこれが原因で死亡するリスクが45%上昇

★4000人の男性労働者を対象にした日本の調査

14年間に睡眠時間が6時間以下だった人は6時間以上寝ている人に比べ1回以上の心停止を経験するリスクが400~500%上昇する。

★45歳以上で睡眠時間が6時間未満の人は7~8時間寝ている人に比べ、生涯で心臓発作か脳卒中を起こすリスクが200%上昇

★シカゴ大学の研究チームがおよそ500人の健康な中年を対象にした調査

被験者はみな心臓病にかかったことはなく動脈硬化もおこっていない。研究チームは被験者の健康状態と睡眠の記録を取り何年にもわたって追跡調査した。その結果、睡眠時間が6時間以下の人は5年の間に冠状動脈(心臓の血管) の硬化が始まる確率が7~8時間寝ていた人に比べ200から300%上昇することがわかった。

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ゆくる

住所:東京都江東区牡丹1-14-5 湯本ビル202号室

電話番号:090-7587-8885

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