睡眠を改善してアルツハイマー型認知症を予防する!【門前仲町・睡眠改善・ヘッドマッサージ・整体】

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整体睡眠
ぐっすり眠りたいなら覚醒物質を減らせ_20250331_163323_0000

こんにちは!
江東区門前仲町にて睡眠改善専門の整体「ゆくる」と申します!

あなたは、「睡眠が乱れると認知症になるリスクが上がる」ということを知っていますか?

睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪いとアルツハイマー型認知症のリスクが高まることは睡眠の専門家の中では当たり前のことです。
それで今回は「アルツハイマー型認知症を予防するには、どんな睡眠が必要なのか?」ということについて書いていこうと思います。

アルツハイマー型認知症の発症リスクには、生活習慣が大きく関わっています。
その中でも特に、睡眠の質は脳の健康を維持するために重要な要素です。

脳にはグリンパティックシステムと呼ばれる老廃物を排出する働きがあり、深い睡眠中に特に活発に働きます。適切な睡眠を取ることで、アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβやタウタンパク質を除去し、脳を健康に保つことができます。

グリンパティックシステムと睡眠の関係
グリンパティックシステムは、脳内の老廃物を除去する仕組みで、特に深いノンレム睡眠時に活発に働きます。
深いノンレム睡眠に入ると脳細胞が縮み、その縮んだ細胞の隙間に脳脊髄液が流れ込み、再度細胞が膨らむ際に脳脊髄液を押し出すことで、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβやタウタンパク質という毒性の老廃物を脳から排出させます。
しかし、睡眠不足や質の悪い睡眠が続くと、この老廃物の排出が滞り、脳に蓄積されることで認知症のリスクが高まるといわれています。

睡眠の質を高めるための習慣
★睡眠の質を向上させる生活習慣
①朝日を浴びる習慣を持つ
→朝日は体内時計をリセットさせます。朝日を浴びてから14~16時間後に眠気が出るといわれています。
②寝る1時間前はスマホ・テレビ・PCを避ける
→寝る前にブルーライトを浴びると自律神経を乱してしまうので避けるようにしましょう。
③適度な運動をする
→寝る直前の激しい運動はNGですが、日中のウォーキングや寝る前のリラックスを意識したストレッチはおすすめです。
④寝る前にカフェインやアルコールを控える
→寝る前にカフェインを摂取すると蓄積した睡眠物質からの眠気を起こりにくくしてしまいます。アルコールも寝つきは良くしますが、分解の過程で交感神経を刺激するアセ
トアルデヒドという物質が発生して浅い睡眠になり、途中覚醒をしやすくなります。

★グリンパティックシステムを活性化する方法
①深い睡眠を確保する(7〜9時間の睡眠時間を確保する)
②横向きで寝る(脳脊髄液の流れが促進される可能性がある)
③適度な水分補給(脱水を防ぎ、脳の老廃物排出をサポート)
これらの習慣を実践することで、認知症予防につながる良質な睡眠を確保しやすくなります。

睡眠薬の長期使用と認知症リスク
睡眠が乱れることで睡眠薬に頼ってしまう人も多いのではないでしょうか?
2014年に発表されたフランス・カナダの共同研究では、ベンゾジアゼピン系(BZ系)睡眠薬を長期間使用すると、アルツハイマー病のリスクが最大で50%増加する可能性があると報告されました。
また、2015年のアメリカ・ワシントン大学の研究では、抗コリン作用を持つ薬(ジフェンヒドラミンなど)を長期間使用することで、認知機能の低下が見られる可能性があることも指摘されています。
睡眠薬にもさまざまな種類があり、以下の薬は長期使用によって認知機能に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。
●ベンゾジアゼピン系(BZ系)
ベンゾジアゼピン系の薬は、神経伝達物質の「GABA(ギャバ)」の作用を強めることで、抗不安や催眠の効果を発揮します。幅広い不安や不眠の治療に用いられています。
ベンゾジアゼピン系の薬を服用すると、集中力の低下や記憶力の低下などの認知機能の低下が見られることが多くあります。継続的な服用をした場合は、認知機能が大きく低下してしまい、認知機能障害に発展するケースもあります。
→ジアゼパム、ロラゼパム、アルプラゾラム、トリアゾラム、レンドルミン、ドラール、マイスリー、アモバン、ルネスタ、デエビゴ、ベルソムラなど

●非ベンゾジアゼピン系(Z系)
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(薬剤成分が「ベンゾジアゼピン骨格」という構造を持たない睡眠薬)は脳内のベンゾジアゼピン受容体へ作用し、主にGABAの神経伝達を亢進することで催眠・鎮静作用をあらわす。ベンゾジアゼピン系睡眠薬に比べ、筋弛緩(筋肉の緊張が緩み力が入りづらくなる)作用が少ない。
→ゾルピデム、マイスリー、ゾピクロン、アモバン、 エスゾピクロン、ルネスタ、エスゾピクロンなど

●抗コリン作用を持つ薬
神経と神経、神経と筋肉、神経と分泌腺内の細胞をつなぐ役割を果たしているアセチルコリンという神経伝達物質の働きを遮断する薬。脳でも働いているアセチルコリンは記憶や学習、集中に関係していると考えられている。抗コリン作用によって脳の活動が落ちてしまい認知機能に影響がでる場合がある。古いタイプの抗うつ剤には抗コリン作用があるものが多い。
→ジフェンヒドラミン(市販の睡眠補助薬に含まれることが多い)、スピリーバ レスピマット、スピリーバ ハンディヘラー、シーブリ、エンクラッセ、 エクリラなど

こういった睡眠薬の中にも比較的安全とされる睡眠薬があります。
●メラトニン受容体作動薬)
睡眠ホルモンであるメラトニンの受容体に作用して、睡眠を促す薬です。不眠症や睡眠リズムの問題の改善に効果があります。睡眠と覚醒のリズムを整える、睡眠を促す、睡眠相後退症の改善、せん妄の予防と治療、 レム睡眠行動障害の治療。
→ロゼレム(ラメルテオン)
●オレキシン受容体拮抗薬
脳の覚醒を促す物質であるオレキシンの働きを弱めることで、眠りを促す睡眠薬です。不眠症の治療薬として処方されます。体内ホルモンに作用するため依存性が低く、やめやすい。睡眠の質に影響し、夢をみているレム睡眠を増加させる。
→デエビゴ(レンボレキサント、ベルソムラ、スボレキサント、 クービビック、ダリドレキサントなど

まとめ
アルツハイマー型認知症の予防には質の高い睡眠が不可欠です。特に、グリンパティックシステムを活性化させて深い睡眠を確保し、脳から老廃物を除去させるようにすることがとても重要です。
なので睡眠時間も大事ですが、睡眠の質も意識して日常の生活習慣を整えていきましょう。
また、睡眠薬の長期使用は認知症のリスクを高める可能性があるため、必要な場合は医師と相談しながら適切な薬の選択(種類や量)をすることが大切です。
もし減薬をしたい人はお医者さんと相談しながら少しずつ減らすようにしましょう。

現実問題として、睡眠が乱れたからと言ってすぐに症状が出るものではありません。30年後かもしれないし、10年後かもしれません。もしかしたら数年後には若年性のアルツハイマーといわれる可能性だってあります。
そうならないためにも、あなた自身の睡眠を改善し、健康的な脳を維持することで、アルツハイマー型認知症のリスクを減らしていきましょう!

当店ではオリジナルメソッドとして、睡眠薬に頼らずに睡眠改善する方法をお伝えし、実戦していただいています。
睡眠薬に頼らずに睡眠改善したいや睡眠薬を少しずつ減らしていきたいとお考えでしたら一度ご相談ください。

今回のブログは以上になります。
お読みいただきありがとうございます。
また次回もよろしくお願いいたします。

睡眠改善専門の整体「ゆくる」
大城 源太


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ゆくる

住所:東京都江東区牡丹1-14-5 湯本ビル202号室

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