【門前仲町・ヘッドスパ】睡眠のお悩みランキング

query_builder 2022/03/04
睡眠
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こんにちは!
門前仲町・越中島エリアでドライヘッドスパと整体を組み合わせて睡眠改善を行っている【ゆくる】の大城と申します!

今回は『睡眠のお悩みランキング』について書いていきます。
睡眠障害の代表的な症状の「なかなか寝つけない」という症状よりも皆さんが感じていて、睡眠障害ではないと思っているものが実は睡眠障害の症状だったりします。
今回の記事を読んで参考になればと思っております。
では、第4位から発表していきます!

第4位「なかなか寝つけない」
夜になかなか寝つけないというのが第4位になります。
夜眠る前に考え事をしたり、翌日のことを考えてなかなか寝つけないという方が多くいます。
意外と皆さんの睡眠の悩みの中で寝つけないことが多いと思われていたかもしれませんが、意外と少ないのです!
そんな寝つけない原因には6つ問題が隠れています。
①睡眠ホルモン不足
②カフェイン摂取のタイミング
③部屋の明かりの使い方
④うたた寝のタイミング
⑤ストレス
⑥体温調節

この6つについては前回のブログにて詳細を書いてます。
リンクを張り付けておきますので、そちらをお読みいただけると学びが深まると思います。

https://www.yukuru-sleep.com/blog/20220225-1511/

第3位「夜中に目が覚める」
次に多いのが、夜中に目が覚めてしまう(途中覚醒)です。

急に毎晩目が覚めるようになったということも多いようで、結局それで睡眠が足りなくなって辛くなってしまいます。
夜中に目が覚めてしまう原因は大きく分けて4つになります。
①睡眠ホルモン不足
夜眠るためには睡眠ホルモンの『メラトニン』が必要になります。
途中で目が覚めてしまう人はもしかすると、このメラトニンの原材料自体が体内に足りていないのかもしれません。
メラトニンの材料はタンパク質です。タンパク質の中の「トリプトファン」というアミノ酸がメラトニンの材料となります。しかし、トリプトファンがいきなりメラトニンになるのではなく、一度「セロトニン」に変化してそのあとに『メラトニン』に変化します。
トリプトファンをセロトニンに変えるには、葉酸・鉄・ナイアシン・ビタミンB6とくっつき、さらに太陽光を浴びたり、散歩などのリズム運動を行うことでセロトニンに変化します。
さらに、セロトニンからメラトニンに変わるには、マグネシウムとくっつき、だんだん暗くなるという環境が必要になります。
睡眠ホルモン不足の人は、材料(栄養)不足日光不足夜でも明るい環境が邪魔をしているかもしれません。
②睡眠ホルモンの出るタイミングが早い
早朝覚醒といって3時・4時頃から目が覚めてしまい眠れなくなってしまいます。特にお年寄りの場合は、ホルモンの出るタイミングが2~3時間早く、6時・7時に起きたくても4時・5時に起きてしまいます。起きてしまったので散歩に行ったり、日光を浴びてしまうと体内時計がその時間からスタートしてしまうので、対策としては、早く起きたとしても自分の起きたい時間までは日光を浴びないようにしたり、外に出るならサングラスをして光が目に直接入らないように工夫しましょう。
③尿意
加齢によって膀胱が硬くなり、尿道を閉めている筋肉も弱くなっていきます。特に女性は男性よりも尿道が短いので尿意を感じやすくなります。
また、単純に尿意を我慢できないということもあるので、その場合は骨盤底筋を鍛えましょう。(お尻の穴を閉める運動)
男性の場合は前立腺が腫れていて、膀胱が押され尿意を感じやすくなっているかもしれません。その際は、ノコギリヤシや亜鉛を摂取すると効果的だと言われています。
④副腎疲労
脳はストレスを感じると副腎に指令を出し、副腎はストレスと戦うホルモンを分泌します。それが、抗ストレスホルモンの『コルチゾール』です。
このコルチゾールは日中に出される覚醒物質なので、分泌されればされるほど目が覚めてしまいます。ストレスがかかりすぎてしまうと、どんどん副腎からホルモンを分泌しないといけないので、最終的に副腎は疲れてしまいます。

最近だと、夜寝るまでスマホで動画を見たりなども脳からするとストレスです。ストレスを受けたままで寝落ちすると浅い睡眠になってしまい、途中で起きやすくなってしまいます。

第2位「朝起きるのがつらい」
本来は朝が一番回復してシャキッとしているはずなのに、朝から憂鬱な感じの方も多いのではないででしょうか?
朝起きるのがつらい原因は大きく分けて2つになります。
①寝る時間が遅い

人間にとって理想的な睡眠時間は7~8時間ですが、5~6時間睡眠の人が多くいます。そもそも夜遅くまで起きていると、物理的に理想の睡眠時間が取れなくなってしまいます。
怖い話が、6時間睡眠を10日間続けると、脳はウイスキーをショットグラスで4杯飲んだ時と同じぐらいの認知機能まで下がるそうです。

飲酒運転では捕まるけど、6時間睡眠(睡眠不足)では捕まりません。実際に睡眠不足が原因で、認知機能が低下した交通事故も多いです。
また、平日より休日の方が2時間以上睡眠を長くとっている人は睡眠負債が溜まっている証拠です。睡眠負債が溜まると日中のパフォーマンスを下げてしまいます。

8分以内に眠れ、寝つきが良いという人も本当は睡眠負債が溜まっていて気絶するように眠っているだけなので、ずっと深い睡眠の状態になり朝起きれなくなっているのです。

②副腎疲労

二つ目は『副腎疲労』です。先ほども出てきたのですが、本来は朝起きるというストレスに勝つために朝方から少しずつコルチゾールは分泌されます。朝起きれないという方は、副腎が疲労しているため、朝にコルチゾールが出せず、血圧や体温も上げられないので起きられません。
だから副腎疲労への対策は重要です。

第1位「日中眠たくなる」
意外と、この「日中眠たい」というのが1番お悩みの多い意見です。日中は眠くなるのが当たり前になっていて、それをコーヒーなどでごまかしている人は多いのではないでしょうか。体内リズム的にも昼食後などは眠くなりやすいですが、あの暴力的な睡魔は体内リズムだけの問題ではないのです。
日中に眠たくなる原因は大きく分けて3つになります。
①生体リズム
人間はもともと二相睡眠といって、1日に2回眠るのが普通のリズムでした。ヨーロッパでは「シエスタ」と言って、お店を閉めてみんなお昼寝をする時間を設けています。このシエスタをやめたギリシャ人は心臓病のリスクが37%上昇したとのデータもあります。人間はもともと2回眠るようにできていて、本当は少しでもお昼寝をしたほうがいいんです。なので、基本的には14時頃に眠くなるのは普通の現象ですが、あの暴力的な睡魔はそれ以外にも別の問題が隠れています。
②睡眠不足
そもそもの睡眠が足りていないから日中の眠気も出やすくなります。人間は脳を使うと、エネルギーを使った時の燃えカスとしてアデノシンという物質が溜まっていきます。ちなみ、エネルギーを使うときの話ですが、基本的に人間は24時間ずっとエネルギーを使い続けています。仕事しているとき、食べ物を消化しているとき、眠って休んでいるときにも細胞たちはずっと働き続け、常にエネルギーを使い続けています。そうやってエネルギーを使い続けることでアデノシンが溜まるのは普通の現象です。では、その溜まったアデノシンを除去するにはどうしたらいいか?それは8時間しっかり眠ることです。睡眠時間が5~6時間しか取れていないなら脳内からアデノシンがなくなることはなく、それが日中の眠気として出てきてしまうのです。また、8時間寝ていても、睡眠の質が悪いとアデノシンをうまく解消できません。なので、睡眠時間と睡眠の質の両方を焚けめていくことが必要です。
③食事の仕方
食事の仕方も日中の眠気と関係があります。満腹に食べてしまうと、日中に起きていることを持続させる「オレキシン」というホルモンが減って眠気が出てきてしまいます。

睡眠障害の中に「ナルコレプシー」というどうしても耐えられない眠気に襲われてしまう病気があります。このナルコレプシーの患者さんはオレキシンの量が少なかったり、オレキシンを受け取る受容体が少ないせいで起きていることが持続できなくなってしまいます。
もう1つ食事の仕方で「グルコーススパイク」というものがあります。

お昼ご飯にパンやラーメン、丼物などで糖質を摂ることで急激に血糖値が上がってしまいます。そうすると、インスリンが分泌され、その血糖を一気に体内に取り込もうとします。その結果、元の状態よりも血管内の糖質の量が減り、一気に血管の中が低血糖状態となってしまいます。そうなると、脳のエネルギー源であるグルコース(糖質)がなくなり、脳に栄養を届けることができず、ぼーっとしてしまうようになります。
最新の栄養学では、脂肪をエネルギーに変えると方が良いと言われています。糖質はお腹ですぐにブドウ糖に変わり、すぐにエネルギーとして使われてしまいます。一方、脂肪の場合は、一度脂肪として蓄えるので腹持ちもいいですし、エネルギーを使う際にケトン体というものに変わってエネルギー利用されます。なので、食事をする際には血糖値を急激に上げすぎないように、タンパク質や脂質から食べてみるという工夫も必要です。

まとめ
皆さんが思っている悩みと少し違っていたかもしれませんが、意外と日中に眠くなるということでお悩みの方が多いです。普段からの睡眠不足や睡眠の質の低下など、それに気づいていないという方も多いと思います。

今回お話しした症状を、そのまま放置しているといつか必ず大きなツケが回ってくると思います。なので、今のうちから、できることから始めていきましょう。

今回もお読みいただきありがとうございました。

また次回もよろしくお願いいたします♪



ゆくる

大城

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ゆくるでは、ドライヘッドスパと整体を組み合わせて睡眠改善を行っています。 睡眠がしっかりとれないと、免疫力の低下、仕事のパフォーマンス低下、すぐにイラつき人間関係の悪化などにつながります。 睡眠が悪くなってしまう要因には、①肩こりや腰痛などの体の不調や痛みがある、②仕事や人間関係でのストレスによって副腎疲労が起きている、③スマホやPCなどからの情報過多により自律神経が乱れている などが考えられます。 「眠れない」には理由が隠れています。その理由を探して、根本改善をしていきます。ゆくるでは、医療系国家資格を持った施術者が体の知識と睡眠の知識を織り交ぜて睡眠改善に導きます。 睡眠でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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ゆくる

住所:東京都江東区牡丹1-14-5 湯本ビル202号室

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