【門前仲町・ヘッドスパ】月齢別の子供の睡眠 (前編)

query_builder 2022/02/11
睡眠

こんにちは!

門前仲町・越中島エリアでドライヘッドスパと整体を組み合わせて睡眠改善を行っているゆくるの大城と申します!

今回からは月齢別のこどもの睡眠の特徴についてお話していきます!


まず、こどもの睡眠は細かく以下の時期で変化していきます!


●0~3か月

●4~5か月

●6~8か月

●9か月~1歳2か月
●1歳3か月~1歳6か月
●1歳6か月~3歳
●4~5歳 


少し長くなるので数回に分けて書かせていただきます!


●0~3か月
①活動と睡眠の特徴
月齢別の活動時間=起き続けられる時間になります。
この時期は活動時間=1回の睡眠の長さと考えると分かりやすいです。
・0~1か月の活動時間:最長40分
・1~2か月の活動時間:40分から1時間
・2~3か月の活動時間:約1時間~1時間20分
例えば、30分寝たら活動時間は30分。20分寝たら活動時間は20分と考えてください。
ただし、0~1か月の最長の活動時間は40分ですので1時間寝たとしても起きてから40分以内には寝かしつけることをお勧めします。
★6~8週目から夜の睡眠が少しずつ長くなっていきます。
★3か月の場合、46%の赤ちゃんが夜起きると言われています。
★日中の睡眠(朝寝、昼寝、夕寝)はまだ確立されていないため、頑張って昼寝を長くしようとしても難しい場合があります。


②月齢あるある
★『黄昏れ泣き』といって、夕方ごろに数時間泣き続けることがあります。アメリカではそういう場合に「コリック」と診断されることがあります。この、コリックは生後14~21日目あたりで始まり、3か月ぐらいをピークに、5か月ぐらいで無くなることが多く、10~20%の赤ちゃんがなると言われています。
最短の活動時間を目安に寝かしつけるようにしましょう。
★モロー反射
正常な発育の過程で落下の錯覚を感じて体をびくっとさせます。生後からみられて約4か月くらいで消失します。
モロー反射で起きないように、全身をぴったりとおくるみで包んであげることで、子宮の中にいた時と同じ感覚になり、赤ちゃんは安心します。

③寝かしつけのコツ
・睡眠の土台が整っているか?
・寝る前のルーティンを確立させる。
『お風呂→着替え→歌→授乳→消灯』など、毎日続けられるものにしましょう。
『授乳=寝る』をやめていきたい場合は、『お風呂→授乳→歌→消灯』にしたり、ベビーマッサージを取り入れるのもおすすめです。
・抱っこゆらゆら、スイングさせて寝かせる「モーションスリープ」をしている場合は、質のいい睡眠をとらせるために3か月頃から徐々にやめていきましょう。
ただし、夕寝はとにかく寝かしてあげることを最優先させたいので、モーションスリープで寝かしつけても大丈夫です。


●4~5か月
①活動と睡眠の特徴

・4~5か月の活動時間:1時間20分~1時間30分
例えば、1時間30分寝たら活動時間は1時間30分。もし、1時間30分以上寝ても、起きてから1時間30分以内は寝かしつけるようにしましょう。
あくびやぐずりを見せなくても、起きてから1時間20分ほど経過したら寝かしつけを開始しましょう。決まったスケジュールというよりも、起床時刻から活動時間を目安に次の睡眠を計算したほうが、うまく寝かしつけられる確率が上がります。
・日中の睡眠は3~4回、合計4~5時間。午前中はだいたい毎日同じ時間に寝るようになり、朝寝が確立します。朝寝は活動時間を目安に寝かしつけてみましょう。
・抱っこやトントンもせず、一度寝床に置いて様子を見るだけでそのまま寝てくれる子もいます。
・夜の睡眠では、生後4か月には約50%の赤ちゃんが夜通し寝られるようになります。


②月齢あるある
★4か月の睡眠退行
今までよく寝ていた子が、いきなり夜中に何度も起きたり、昼寝が短くなったり、寝つきが悪くなったりします。この時期に赤ちゃんの五感が一気に敏感になり、睡眠退行を引き起こします。
睡眠サイクルが確立していく段階で、「睡眠の土台」が整っていなかったりすると、その変化にうまく対応できず起きてしまうことがあります。
・活動時間を意識した寝かしつけを行いましょう。起きている時間が長すぎると疲れすぎてしまい、寝つきが悪くなったり、すぐに起きてしまったり、夜泣きが始まることがあります。
・目が覚めた時に、寝ついた時と環境が変わっていると「寝た時と違う!なんで!?」と不安になり、泣いて起きてしまいます。なので、寝ついた時と同じ環境を保つことも大事なことです。
★寝返りをしてうつ伏せになってしまう
・寝ついて深い睡眠になる15~20分ごろに仰向けにしてあげましょう。
・寝返りから戻れるように日中に練習するのもいいです。
★添い乳を始める
・産後の疲れもピークになってくる時期で、ママ自身も寝不足で添い乳を始めてしまう方が多くいらっしゃいます。添い乳は悪いわけではないので無理にやめなくて大丈夫です。安全な睡眠環境はキープしてください。ただし、添い乳をしていると、今後頻繁に夜中起きる可能性は高くなることがあります。
・添い乳をしている場合、吸う力が弱くなってきたら、口から外すようにしましょう(プルオフメソッド)


③寝かしつけのコツ
・「睡眠の土台」は整っているか?
・毎日同じルーティンを行ってください。お風呂から上がって寝るまでの時間が45分ぐらいに終わるようにしましょう。
『お風呂→着替え→授乳→絵本→ホワイトノイズオン→消灯』など、毎日続けられるものにしましょう。ベビーマッサージや歌を取り入れるのもおすすめです。
・この時期から抱っこと添い寝がクセになりやすいので、寝かしつけの時は完全に寝入る前の目が開いている状態で寝床に置くことが重要になります。その際、寝床に置いて泣く子に対して「しぃー、しぃー」と声をかけてあやしましょう。
・日中の睡眠は毎回、睡眠環境が整った部屋で寝かすのは難しいと思うので①朝寝②昼寝の優先順位で睡眠環境の整った部屋で寝かせることを心がけましょう。


●6~8か月
①活動と睡眠の特徴
・6~8か月の活動時間:約2時間~2時30分
日中のスケジュールを把握し、疲れすぎないように注意しましょう。朝寝は起床後2時間以内には寝かしつけを始めましょう。この時期は活動量が重要になります。
多くの赤ちゃんは、しっかりと動けるようになるため運動量が増します。起きているときに活発に活動した場合、10分ほど早めに寝かしつけを始めるなど、時間を調整しましょう。
・日中の睡眠は朝寝・昼寝・夕寝の3回を意識しましょう。ただし、個人差があって、6か月で2回で大丈夫な子、7ヶ月でやっと3回になる子もいます。
夜8時間以上続けて寝てくれるようになるのもこの時期からです。


②月齢あるある
★8か月の睡眠退行
今までよく寝ていた子が、いきなり寝つきが悪くなったり、夜泣きをしだしたりします。この時期の睡眠退行はほとんどが脳の発達や成長の不均衡によりおこります。
夜中いきなり立ち上がる練習をしたり、脳が活発になり、なかなか寝てくれない状況が続きます。
一般的には8か月後半~9か月頃に日中の睡眠が3回から2回に移行するため、この時期に睡眠が乱れることがあります。
・焦らず、状況を把握しましょう。日中の睡眠が十分にとれていない日は、夜早めに寝かせたり、夜頻繁に起きた日は翌日の日中に十分な睡眠がとれるような環境を作ってあげ、スケジュールを調整してあげましょう。
★ずりばい・ハイハイ・つかまり立ち
活動が活発になります。夜中に起きて、ベビーベッドの柵につかまり立ちをし始める子もいます。寝床は安全な「睡眠環境」を作るように最優先にしましょう。
★乳歯の生え始めが睡眠の邪魔をする
一般的に6~9か月の間に乳歯が生え始めます。歯が生えてきている場合、夜中に不快で起きてしまうことがあります。
安全な歯固めをあげたり、歯茎をきれいな指でマッサージしてあげましょう。
冷たい歯固めが好きな赤ちゃんもいますので、凍らせても大丈夫な歯固めを試してみてもよいでしょう。
③寝かしつけのコツ
・「睡眠の土台」を整える。
・毎日同じルーティンを行う。
・赤ちゃんは何度か同じことを繰り返していると、泣いたら親が来てくれると理解し始めます。毎回すぐに反応しているとゲームみたいになってしまうこともあるので、「睡眠の土台」がきちんと整っているのであれば、すぐに反応せず、最初の3分は様子を見るようにしましょう。
・まだ夜に連続して眠れない場合は、抱っこや添い乳が寝かしつけ時のくせになっていたら、ルーティンの最後にならないようにしましょう。
・朝寝は少し早めに準備して、起床から2時間以内に寝かしつけましょう。
・日中に活発に活動し、疲れているかもと思ったときは、10分早めの寝かしつけを心がけましょう。
・活動が活発になるため、安全な睡眠環境=寝床を作ることを最優先にしましょう。
・夜中に立ち上がったら、自力で横になることも覚えてほしいので、一度は横にしてあげてそのあとは見守りましょう。



以上、●0~3か月●4~5か月●6~8か月の月齢別の特徴でした。

私自身は、まだこどもはいないですが、睡眠の重要性を知っているので、こどもの時からしっかり睡眠教育をしていきたいと思います!


次回は、また続きをお話していきます!

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

では、またよろしくお願いいたします!


ゆくる  

大城


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ゆくる

住所:東京都江東区牡丹1-14-5 湯本ビル202号室

電話番号:090-7587-8885

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