【前編】「睡眠の基礎」〜私たちはなぜ眠るのか??〜 【門前仲町・睡眠 改善・ヘッドマッサージ・自律神経】

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睡眠
ぐっすり眠りたいなら覚醒物質を減らせ_20250731_171438_0000

こんにちは!
江東区門前仲町の睡眠改善専門整体「ゆくる」と申します。

今回のブログは前編と後編の2部構成で【睡眠の基礎】という内容を書いていきます。

睡眠改善をするうえで重要な土台の部分になりますので、ぜひ参考なればと思いまス。


第1章|睡眠はなぜ必要なのか? 実はまだ「完全には」わかっていない
1924年に脳波が発見され、1950年代に入ってからレム睡眠、ノンレム睡眠が発見されました。これまで睡眠の研究が進んで来ましたが、現代の医学や脳科学がどれほど進んでも、「なぜ人間は眠らなければならないのか?」という問いにはまだ明確な答えが出ていません

睡眠をとっているときほど無防備な体勢はないし、それが狩猟の時代であれば肉食獣に襲われていたのかもしれない。そんな命の危険にもなりかねない睡眠という行為は、何万年という人類の進化の過程をたどっても消えることはなかった。ということは体にとっては欠かすことのできない大事な時間なのかもしれない。
ただ、現状でわかっていること、『睡眠が不足すると私たちの脳や体には深刻な不調が起きる』ということ。

例えば、ラットを使った動物実験などでは、完全に眠らせない状況が続くと数日〜数週間で命に関わるダメージが出ることがわかっています。

人間も睡眠不足になると注意力や記憶力が低下し、免疫力や体の代謝能力なども落ち、精神的にも悪い方向へと向かっていきます。
つまり、「なぜ眠るのか」はわからないが、「眠らなければどうなるか」は明らかになってきており、睡眠は生命維持に不可欠な行為だということがはっきりしているのです。


第2章|睡眠中、体では何が起きているのか?
眠っている間、体はただ「横になって休んでいる」わけではありません。むしろ、体と脳が積極的に傷の修復・情報の整理を行っている時間です。

●成長ホルモンの分泌による筋肉や皮膚、臓器の修復
しっかり深い睡眠が取れると、体内では成長ホルモンが大量に分泌されます。成長ホルモンの働きにより体内に蓄えられたアミノ酸から、自分の遺伝子情報に合ったタンパク質を作り出して、筋肉や皮膚、臓器などの修復を行い、体を回復させます。

●脳内の情報整理と記憶の定着(特に深いノンレム睡眠時)
私たちの脳は、毎秒4000億の情報から2000の情報を勝手に受け取ります。
受け取った情報は、脳内の海馬というところに短期記憶として一時保存され、睡眠が始まるとその情報を浅い睡眠で取捨選択し、深い睡眠に入ると要な情報は長期保存して情報処理を行います。
しっかり睡眠が取れることで、昔の古い情報と最近の新しい情報をかけ合わせた画期的なひらめきが生まれたりもします。
また、睡眠が取れることで嫌な思い出から感情の切り離しをしたりなど、感情の整理も行ってくれます。

●老廃物の除去(グリンパティック・システムの働き)
脳には掃除機のような役割を果たすグリンパティックシステムという機能があります。グリンパティックシステムは、脳脊髄液の流れを使って、神経の間に溜まったアミロイドβなどの老廃物を排出する仕組みです。
私たちが生きてる以上、必ず脳の細胞を使います。細胞を使った後には代謝産物として様々な老廃物が蓄積していきますが、その中のアミロイドβという毒性タンパク質が脳細胞を傷つけることでアルツハイマー型認知症になるといわれています。
このグリンパティックシステムが活性化するのは深い睡眠中のみとされています。
これらの働きはすべて睡眠中でなければ効率よく行えないのです。



第3章|睡眠には種類がある:レム睡眠とノンレム睡眠
睡眠は「深い眠り」と「浅い眠り」が交互に繰り返される構造になっています。この2つがいわゆるノンレム睡眠とレム睡眠です。

●ノンレム睡眠(深い睡眠)
:脳も体も深く休んでいる状態。脳波がゆっくりで、成長ホルモンが多く分泌される。いわば「体のメンテナンス時間」

●レム睡眠(浅い睡眠)
:脳がある程度活動していて、眼球が動いている。記憶の整理や感情の処理が行われる。
「心のメンテナンス時間」と言える。脳が情報処理をしているときに夢を見ているといわれている。

この2つの睡眠は、個人差はあるがおよそ90分前後の1セットで交互に繰り返され、1晩に4〜5回程度循環します。

私たちにとっては体のメンテナンス時間心のメンテナンス時間のというどちらも欠かせないものなのでバランスよくとることが質の高い睡眠には不可欠です。



第4章|どうやって「眠気」が起きるのか?:概日リズムと睡眠圧
『眠気』は単なる「疲れ」ではありません。体内には、眠気のスイッチとも言える2つの仕組みがあります。


●概日リズム(サーカディアンリズム)
1日24時間周期の体内時計のこと。太陽の日の出とともに起きて、日中は仕事などの活動をして、夜に日が暮れると眠るという自然な体のリズム。朝に光を浴びると体内リズムが整い、夜に自然と暗くしていくと眠気が起きる。

●睡眠圧(睡眠欲求)
朝起きてからずっと活動していると、脳の中に睡眠物質のアデノシンという睡眠物質が溜まっていきます。この睡眠物質が起きている時間が長ければ長くなるほど脳内に蓄積し、睡眠に対する圧が高まって眠気が出る仕組み。

日が暮れたのを感じ取ると、蓄積されたアデノシンが脳内にあるアデノシン受容体にくっつくことで眠気が発生する。

この2つの仕組みがうまくかみ合っていると、夜になると自然に眠くなり、朝にはすっきり目覚められる状態になります。

逆に、夜にスマホやテレビなどの光を浴び続けたり、昼夜逆転した生活が続くと、体内時計が乱れて眠りにくくなり、朝起きにくくなります。



睡眠は、ただ「長く寝ればいい」というものではなく、時間と質のバランスがとても重要です。ここまでで、睡眠の役割や仕組みの基礎をお伝えしてきました。
次回の後編では、睡眠不足がもたらすリスクや質の高い睡眠を得るための具体的なポイントについて、より実践的に掘り下げていきます。


せっかく寝るなら、ちゃんと回復できる睡眠をとってもらいたい!

そのためにも、ぜひ後編もご覧ください。


引き続きよろしくお願いいたします。



睡眠改善専門の整体「ゆくる」

大城 源太  

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ゆくる

住所:東京都江東区牡丹1-14-5 湯本ビル202号室

電話番号:090-7587-8885

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